2008年10月1日水曜日

Blogとスケッチ。

そういえばブログを始めてから一ヵ月近くたちます。

ブログを始めてから自分の中で明らかに以前と考え方が変わっていると感じています。

その原因としてよく挙げられるのが


・考えをいったん自分の外にだし、再構築してアウトプットするから

・人に教えるために分かりやすく整理するから

というようなものです。

そういった理由をふまえた上で、じゃぁなぜそれが理解につながるのだろうと考えてみると、それはアウトプットの先に、自分がいるからだと僕は感じています。

ブログを書くときに、ブログを読んで下さる読者を意識して書きます。この書くという行為の先には一番最初の読者である自分がいると感じるのです。

以前まで僕は、自分の内面をアウトプットするという意味でアイデアスケッチとブログは同じようなものなのではないのかと考えていたのですが、アイデアスケッチとブログでは全然違うものだと分かりました。




アイデアスケッチが自分の中の抽象的なイメージをとりあえずアウトプットしてみて試作検討をするという行為なのだとしたら、

ブログに記事を書くという行為は、自分の中の認識や知識を整理し、より簡潔にまとめる行為だと思います。

この行為はディスカッションに似ていて、自分が何がわかっていないのか、また得られた知識に対しての確認しあうの意味を持つのではないでしょうか。

また、知識を簡潔にまとめることにより、自分が今まで理解に到達していなかった部分に気づいたり、学んだことが、ほかのどの部分につながるのかというようなことも見えてくるように思います。


ブログの記事を書くということは、自分自身との対話に近いものだと少なからず感じるのです。