2011年6月13日月曜日

電子ペーパーとGUI

先日、ネットサーフィンをしていると、あるページにて漫画の一話のみ無料で読めるというサービスがあった。

このサイトに限らずに、近年ではペーパーレスだとか、アイパッドやスマートフォンの普及にともなって電子ペーパー、電子書籍などのサービスが活発になっている。

もちろん、PCやソフトの入手のしやすさにより、素人が漫画をかいてネット上にアップすることも多くなってきた。

jqueryをつかった写真のスライドショーではなく、きちんと電子書籍専用のアプリやプログラムが出てきている。

さて、すこし話が長くなってしまったけれど、ここで気になったのはそのGUI。



GUIに使われているアイコン。


← →


こういったよくある感じで→をつかったボタンが配置されていた。


最初のページを読み終えたので、右の→を押したのだが、エラーの警告がでてしまった。


「現ページが0なのでもどれません」

というような警告音。

本来であれば←のボタンをおしてページをめくるようになっているらしい。

僕が今まで使っていたPCやウィンドウズに入っているプレビューソフトなどで写真をスライドさせるときはやはり→を押すし、なによりWEBに使われているアイコンでは左は戻るで、右が進むである。


でもこのアプリケーションを作成した人は、本を読むときはページを左から捲ってページをすすめるのでこのような仕様にしたのだと思うのだが、そうなると今度はPCのユーザ(この場合では自分)が、ブラウザや、多くのアプリケーションで得てきた経験値を以下せずに戸惑うことになる。

もちろんなんて事はなく。一回間違えばそうそう間違えはしないのだけど、少なからずストレスにはなるし、中にはなかなかそのくせが抜けずに何回も同じミスをすることでストレスを受ける人もいる。


もしこれが見開きで、ページを表示するタイプであれば、まくりたい方のページをクリックすることで解決すればよいし、実際にそれを行っているソフトもある。

他にもタッチパネル搭載のデバイスであれば進みたい方向へスライドするようにすればいい。


もちろんこういった直感的、体験的なものを用いたデバイスであっても、タッチパネルに抵抗のある人、不慣れな人のためにも何らかの補助的な表示は必要になりそうな気がする。


タッチパネルを用いたデバイスが主流になってくるからそれにともなうGUIなんかも新しく開発されていくのだろうけれど、WEBサイトみたいにスマートフォンとPCの両方からアクセスできるような形になると、単に複数ブラウザでのチェックのみならず、デバイスごとの操作性、親和性みたいなものも課題になってきそうだ。