2011年7月14日木曜日

情報へのアクセスとデバイスの多様化。

現在まさにユビキタスといった感じに世の中簡単に情報に触れるようになりました。
特に最近めざましいのがスマートフォンとUQWI-MAX。

スマートフォン自体は、パケットで通信が可能だし、タブレット型PCやノートPCなどは、各地にあるWI-FIスポットや、WI-MAXのようなサービスのおかげで場所を選ばなくてもインターネットへ繋がる事が出来る。

過去にあったようにモバイル限定のpCサイトというものもあるにはあるが、スマートフォンがフォンとはいうものの、極端に小さいPCのような扱いになっているので、あの小さなデバイスでPC用のWEBサイトを見ることになる。

同じWEBサイトに、大まかに分けて三つのデバイスからのアクセスが予想できる。

それは

・マウスを用いて、大きな画面で操作するPC
・小さな画面へ指でタッチするスマートフォン
・ある程度の大きさの画面で指で操作するタブレット型PC


同じ情報サイトでもこれだけ変わった環境からの情報へのアクセスが可能になってくる。

もちろん、これらのデバイスがアクセスするサイトはPCでマウスのカーソルを操作して閲覧することを前提に作られているので、ユーザビリティは置いておいて、操作感という意味ではPCが一番いいに決まっている。

現状、一番不便なのは当然の如く、スマートフォン。

あの小さな画面に、縮小して表示されたサイトのごく一部分のみを、自分の指で選択しなければならない。
とうぜん、カーソルのような細かい操作は難しい。

リストのような形でならぶリンクのウチ、任意のモノを、細かく縮小された状態から選択するのは困難だ。

タブレットPCも同様だが、まだ画面が大きいのでスマートフォンほどではない。

もちろんタッチ画面では拡大が出来るが、リンクするたびに拡大し、ページ移動するというのも一手間かかる。

こういった操作はストレスの原因になるだろう。

ここは割り切って、タッチパネルのデバイスはあくまでも外出先からアクセス可能なだけで、メインをタブレットPCや普通のPCにすること可能なのだが、情報へのアクセスがスマートフォンをメインに進んで行くであろう昨今、そこを放置し続けるのも難しい。

デバイスやブラウザに工夫を施すことも可能だが、理想はWEBサイトのGUIをそれぞれのデバイスからアクセスしやすいように変更していくことだろう。

WEBサイトのデザインには基本と成るテンプレートというものがあるが、そろそろあたらしい、こういった複数のデバイスからのアクセスを考慮したものが必要になってくるのかもしれない。

またブラウザやプログラムの方を弄くって、カーソルを指で操作するようにしたら意外と使いやすいのかも…。

まだまだこの分野、ユーザビリティとかGUIとか、新しく手を加えていける可能性が一杯で面白い。

是非、積極手に勉強していこう。