2009年2月24日火曜日

追憶型エクスペリエンス

タイトル的にはなんかものものしいのですけれど、ものすごく端的に言ってしまうと

なぜ、海の家の焼きそばやラーメンは美味しいのか?

という一文がしっくりと来ると思うのです。


スキー場で食べるカレーライスであったり、お祭りの屋台で食べるたこ焼きなんかもそうなのですが。

それらの味って言ってしまえばそれほどまでに美味しいというわけじゃないと思うんですよ。
もちろん、お店の方はコストも考えた上でなるべく美味しいように努力はしてくれるのですが。

それでも、ラーメンなら本格的な行列ができるようなお店のラーメンのほうが美味しい。

なら、なんでそういったものを美味しいと感じるのか。
旅行やバカンスなんていった楽しい思い出なんかが付随していくのかもしれません。
そこにはきっと何らかのエクスペリエンスがあるのだと思うのです。


たとえばそれは失恋のときに聞いた曲を聴いて悲しくなるように、ネガティブな方向に働くこともあれば、

クリスマスソングを聞いただけでプレゼントがもらえたときのようにうきうきとポジティヴな方向に行くこともあると思うのです。

僕たちはきっと日常生活の中で様々な体験をしているわけですが、現在進行形で進む一連の体験の中に何か別の流れの体験がある気がしてなりません。

その一つがタイトルであげたような追憶型エクスペリエンスなのかなと思った次第です。

ただひとつ気になるのは、海の家のラーメンは、最初に食べたときに美味しいと感じていたのだろうかということです。

とりとめもないですがこのへんで。

2009年2月13日金曜日

ゴールの周りには?

どうもお久しぶりです。

一か月ほど更新が止まっていました。

というのも、正月から

風邪→インフルエンザ→ノロウィルス→以前続く体調不良という悪循環に陥って大学にもあまりいけない状態であり、かつ身の回りで不幸やトラブルの連続。

本気でお祓いを考えている今日この頃です。



さて、以前書こうとしていた話を書こうと思います。

少し前に、プレイアラウンドというはなしをききました。

これはココカラハジマルの藤崎圭一郎さんが以前エントリーで書いていたことです。

藤崎さん自身はSOCCAの松下計さんの講演で聴いたお話だそうです。

プレイアラウンドとは読んで字の通り。周りで遊ぶこと。


一直線にゴールを目指すのではなくゴールの周辺でいったん遊んでみることを言うのだそうです。

それはいわばデザインの幅を広げることであり、現状を客観的にみるきっかけなのかも知れません。


それはいわばスピンオフのきっかけかも知れませんし、可能性の発見かもしてません。

デザインでいうなれば最終的なデザインを見据えながらあえてその派生を探るといった形になるのかもしれないですね。


デザインをしていくとただひたすらに視野が狭くなるときがありますが、その視野を楽しみながら広げるいい方法かもしれません。具体的な方法なども考えていくと面白いかもしれないですね。