2008年9月30日火曜日

情報の並列化

グループで作業をしていますと、たまに自分の知らない単語が出てきたりします。
そんな時に、すぐに「それってどういう意味?」って聞き返せるような人でいたいです。


最近では意識して聞くようにしているのですが、それでもたまに気後れしたり、タイミングを逃してしまうときがあります。


コンテキスチュアル・インクワイアリーのように、わからなかったらその場でその人に聞くということが大切な気がします。

それは自分が知らない単語を覚えるというだけでなく、グループ全体でその言葉の意味、定義を明確化して共有するということだと思うのです。

グループ活動においてペルソナが効果を発揮するのは、ユーザーに対して細部まで情報を共有できるからですが、ユーザー像以外にもグループで共有すべきことがあると思います。

それはたとえば、今出たような専門的な用語から、デザインの方針、姿勢などです。

そういった細かい部分こそ、初期の段階で全体で共有しておかなければあとあと大きなミスにつながったりするのではないかと思います。

デザインにおける上流工程と言われるような初期の段階での情報こそ、グループ全体で情報の並列化をしなければいけないのではないかと思うのです。

ペルソナはその並列化をするための一つの手段なのだと思いました。