以前、情報デザインフォーラム主催の横浜ワークショップ2008で、チューブグラフィックスの木村さんの講演でも何度か出てきたことなのですが。
デザインには思いやりの心が大切なのだそうです。
特にインフォメーショングラフィックスではそうだと。
製品やソフトウェアであれば、対象とするユーザーに対してどうあればいいかということを想像しながらデザインを進めていきます。
インフォメーショングラフィックスにおいてもそれはそのままあてはまり、見る人にとってどうすれば情報が伝わるかを考えるということにつながるのだそうです。
先ほど、先日の勉強会の写真をアップしたのですが、クリックすると解像度が大きく、見る人の立場になって考えられていない行為だなと自分のとった行動を反省したばかりなのでした。
それと同等にブログを始めて気づくことも多くあるのですがその中の一つに写真の扱い方があります。
ブログをする上で写真って要素はやっぱり大きくて、写真があった上での文章とない上での文章では読み手にとって印象は大きく変わります。
自分にとってのメモ代わりならいざ知らず、少なからず他人に自分の思っていることを伝えようとする際に、情報の共有をするためには実際のものがなければそれは果たされないのではないかということです。やっていることはペルソナと一緒ですね。
リートフェルトの赤と青の椅子に対して記事を書くときに、写真があるのとないのとでは、読み手にとって理解度は変わっていくと思います。
それはブログの内容にもつながっていって、初めてこのブログを見る人(情報デザインや、デザイン事態になじみのない人)にとっても読みやすい記事にすべきなのかなと思うことがあります。
わかっていることでも噛み砕いて分かりやすく記述するということは大切なことですから実践していくつもりです。