2008年9月17日水曜日

ヴィジョンを持つ

以前、情報の再認識というエントリーでも書いたことなのですが、知識を得ることが決して理解に至るということではないのだなぁ、というのが最近の実感です。

知識 ≠ 理解   てことですね。

物事を理解するためには。知識と実感が必要になってくると思います。



料理に例えるなら、知識はレシピ、実感(体験)が調理、理解が料理になるという感じです。

レシピだけ知っていても、実際に何回も調理をしなければおいしい料理はできないってのと一緒なのかなと思います。

お味噌汁は沸騰させてはいけません。と言われても、実際に沸騰させて風味がとんだものを飲んだことがない人は、なんで沸騰させてはいけないのかわからない。



これってたぶん普段、自分たちが大学やゼミなどで学んでいることも一緒だと思うんですよ。

自分がいま何を勉強していて、それを学ぶことで将来的に自分がどうなるのかというヴィジョンがなければ、言われたからやってくるというようなそれはやはり勉強ではなくてただの作業なのだと思うのです。

また、ヴィジョンを持っていれば自分の行動した結果をヴィジョンと照らし合わせフィードバックをかけることができるのでやはり効率的ですね。

なにかソフトを覚えたくて教本だけ買ってきてもだめだけど、作りたいものがあって教本買ってきて作業をするとなぜかすんなり覚えられたりするのはきっと明確に作りたいもの(ヴィジョン)があるからなんだろうな。