2008年9月27日土曜日

ペルソナ ディスカッション。

遅くまで研究室で作業をしていると、よく友人たちとデザインについてのディスカッションに発展していきます。

特に定期的に行っているわけではないのですが、また意図してるわけでもなくなんでもない雑談からの流れでそうなっていくのが不思議であり、話している自分としても身構えずに会話に入っていけるので気に入っています。


今回は、新しく三年生が入ってくる時期でもあり、後輩たちについての話から、ペルソナをどうやって伝えていったらいいかという話になりました。

三年生は情報デザインという授業でペルソナについて学んでいくのですが、依然ほかのエントリーでも書いたように、きちんと理解する、活用するという段階にまでいける人がとても少ないと感じています。

自分たちの研究室はUXD(ユーザーエクスペリエンスデザイン)の研究室ですから、ペルソナを使うことも多いですし、せめてそういったなかで一緒にプロジェクトにかかわることも多いでしょうから後輩たちに聞かれたときに正しく答えてあげられるようにしなければいけないなと思います。

自分たちも去年、授業でペルソナ手法を学んでいて、こうしたらもっと分かりやすいのにと思うこともあったのでそういったことを踏まえ、ペルソナを学ぶときにどうすれば分かりやすいのだろう、理解しやすいのだろうということについてディスカッションをしました。

以下、その時のメモ。

・学生と、企業の人ではペルソナを教えるためのステップやアプローチは一緒ではない。

・ペルソナを使うことのメリット、デメリット(ペルソナ手法の落とし穴、危険性)を伝える。

・作ってからの活用の事例を公開できるならば公開する。

・自分の進みたい進路でペルソナを使うとしたらどこに生かせるのかを考えさせる。

・前期は、ペルソナをづくりと、ペルソナの活用の仕方に絞り、後期に、ペルソナを使ったデザインを学ばせてはどうか?

・ペルソナをデザインに反映させるってどういうことなのかを教える。