僕の姉は、留学していたことがあり、外国の方の知り合いが沢山います。
これは、その中のブラジル人の友人の体験談だそうです。
かりにこの人をAさんとします。
ある日、姉がAさんと会話をしていて「日本に来て驚いたことってなにかある?」という話になり、Aさんは自分の体験を話し始めます。
Aさんはその日、自転車に乗っていると急にトイレに行きたくなりコンビニのトイレを借りることにしました。
すると、そのコンビニのトイレは和式だったため、Aさんは戸惑います。
今まで、自分の国でも、よその国に出かけてもトイレは洋式だったため、和式のトイレを前にAさんはどうしていいかわからなくなり、戸惑いながらも下のような体制になったとか。
結局、上の図のように両腕を突っ張ってバランスをとったそうなのですが、確かに初めて見る人にとっては戸惑うだろうなと感じました。
また、最近では圧倒的に洋式トイレが普及してきた為に、和式トイレの使い方が解らない子供も結構いるみたいです。
中にはそのまま、おまるのように直に座ったり、コンビニなどにある便座だけ一段上がったタイプの場合は洋式トイレのように腰かける子もいるのだとか。
Aさんがその時に不満に思ったというのは以下の点だったという。
・使い方のようなものが壁にあればいい。
・せめて、便器の横に足のマークを描いたり、手で捕まるところが解るようになっていればいいのに。
確かにそうですよね。
言語に頼らず、壁に正しい使い方のピクトグラムのいちまいでもあればそれだけで大体理解出来るような気もします。
洋式トイレのほうは使い方のピクトグラムが作られているのになんで和式は無いんでしょう?
和式って日本人しか使わないものだと勝手に思っていたのでこの話はとても考えさせられました。
おまけ
↓
↓
ということで、和式トイレのピクトグラムを何となく作ってみた。いやー、難しい。
手と足の処理とか解りやすくするためにはどうするべきかと思案していたら、まるでジェットスキーに乗っているかのようなモノになってしまいました。
比率とか凄くおかしいんですけれど、正確な比率にしたらなんだかわかりにくいし。
テンプレートとかにそっても居ないんですが、色々いじってみた挙句、
ピクトさんがSDキャラのような感じでコミカルな感じになりました。
こんなモノでも、便器の前の壁にでも貼ってあればAさん程は戸惑わないのではないでしょうか?
それにしても、やっとの思いでトイレに入って使い方が解らないって想像するだけでももの凄い絶望感が凄そうですね。