情報デザインフォーラム主催の横浜ワークショップ2008に参加してきました。
二日間で、フィールどワークをし、インフォグラフィックを用いた横浜の地図を作るという課題でした。
デザインに限らず行動に移す前にあるべき仮説というものがやはり大切で、事前の打ち合わせもしていたのですが結局、フィールドワークの結果から得られたものはまったく違うものでした。
その後、得られた情報をまとめるのですが、なかなかまとまらず、シャッフルディスカッションという手法をすることになりました。
これは、自分のチームとは別のチームの人に、自分たちの意見をまとめ、説明し、それに対して意見をもらうというもの。
今回は、チームから一人ずつ別のグループに行ってもらい、五分プレゼン、五分質疑応答というかたちで行いました。
説明しているうちに、自分たちでも、今何が足りないのかということがわかってくるのですが、今回自分が失敗したのは、シャッフルディスカッションの時にでたアイデアを優先し、そこに至る過程を無視してしまったことです。
もちろん、意図的ではなかったのですがここで気づいたのは、シャッフルディスカッションは最初のこちら側からの説明を前提にしているということでした。
代わりにでたアイデアがそのまま入れ替えられるものならいいのですが、つけたしていくタイプの場合そのまま代替案として起用するとわけのわからないことになります。
導き出された新しいアイデアが斬新であったり、画期的であればあるほどそういった判断をしなくなるというのかなという感想をもちました。