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2008年11月9日日曜日

トヨタUD ファイナルプレゼンテーション



昨日はトヨタUDのファイナルプレゼンテーション。



この半年間ずっと卒業研究すら放置気味にして力をかけてきたプロジェクトだったのでそれも終わりかと思うとなんだか感慨深いものがある。


この日に向けて連日の徹夜。移動中は寝ます。



各チームがプレゼンテーションをして最後に優秀賞の発表となったのだが、どうやらわがチームは惜しくも(アドバイザーや審査員のかたの話を聞く限り)二位だったらしく賞をとることができなかった。

順位や賞がつけられるものの中でそれが取れないことはなんて寂しいことだろうか。
本気でやってきただけに悔しいものがある。

参加することに確かに意義はある。それによって学んだこともたくさんある。

それでも、賞をとれることと、取れないことの差は大きい。

ただひたすら自分の詰めの甘さと、未熟さを痛感させられた日だった。

2008年10月12日日曜日

環境は整っているのに……。


■会期:2008年10月11・12・13日 3日間開催
11日(土)    10:00~18:00
12日(日)    10:00~18:00
13日(月・祝)  10:00~17:00
■会場:パシフィコ横浜 展示ホール 及アネックスホール
■主催:ROBO_JAPAN 2008 実行委員会
■詳細:http://www.robo-japan.jp/robo/

パシフィコ横浜で行われているロボジャパン2008に千葉工業大学の未来ロボティクス学科が出展しています。今回、自分たちはこのブースのデザインを担当させていただくことになりました。

ロボットサッカーのワールドカップで三位入賞した
ヒューマノイドロボット CIT Brains

小型かつ軽量で人を乗せての歩行を可能にした
搭乗型ロボット ハイペリオン4

アゲハ蝶とほぼ同サイズで、蝶の飛行を再現した
小型はばたきロボット


上記した三体の個性的なロボットを展示するということだったので比較的シンプルなデザインとなりました。
依頼されたときに言われたのが、「ロボットをより身近に感じるようなものにしてほしい」というものだったので、全体的にコミカルに楽しげな感じしようということになりました。

実際の会場への搬入は自分は別件に参加していたので立ち会えなかったのですが、プレス発表前に一度顔を出すと直前まで作業をしていて、会場作りに参加することになりました。

自分が担当したものが形になるのを見るとまた違った感覚を受けますね。
企画、発注、製作、他学科の先生方とのやり取りなど、普段デザイン科という枠の中でしか活動していなかったのでとても勉強になりました。

搬入と展示が済んでしまえばあとは、僕たちはお役御免となります。裏方は去るのみです。

こういった部分も普段の勉強とは違うところですね。


閑話休題。



常々思っているのですが、千葉工業大学にはものづくりをする上で必要な人材がたくさんいると思っています。

デザイン科、建築学科、機械サイエンス学科、情報工学科、電気電子情報工学科、生命環境学科プロジェクトマネジメント学科、未来ロボティクス学科。これ以上にもまだ学科があるのですが、

デザイン、プロジェクトマネジメント、開発、運営とものづくりに関与できる人間が多くいます。

しかし、この学科はそれぞれ孤立して動いており、デザイン科の生徒の間でももったいないと言ってきたのです。

この学科間がうまいことコラボレーションしていけばもっともっと面白くなるし、新しいものが生まれそうなのに。

環境は整っているのに、学科間のコミュニケーションがないために何も生まれない。

ここをどうにかしていこうと現在考え中です。

ゆくゆくは提案までもっていきたいものです。


そんな話をしている矢先に入ったのがこの未来ロボティクス学科と、千葉工大の中にある未来ロボット技術センター(以下、furo)との共同プロジェクトでした。プロジェクトというと大げさなのかもしれないのですが、デザイン科とほかの学科との初めてのコラボレーションであると思います。


こういった例がこのあともずっと続いていけばいいなと思う次第です。


学校というのはその大体の場合が閉鎖的なもので、もっと外と交流を持つべきだし、そこから生まれるコラボレーションもあると思います。

それと同様に、中の部分でも交流とコラボレーションは必要で、それが結果的に大学にとってのメリットにもなると思います。

デザインと開発と運営までいるということは、完成度の高い実装プロトタイプまで製作可能ということです。それを持って外部の企業さん(千葉の中小企業など)への提案もできるのではないでしょうか。

千葉工大はもっともっとものづくりの盛んな大学へと変わりうる要素があるのに、そうなっていない。

とてももったいないことだと思います。

何かいいアイデアがあればアドバイスをください。


関連記事

smile experience ROBO_JAPAN2008の準備

2008年9月30日火曜日

情報の並列化

グループで作業をしていますと、たまに自分の知らない単語が出てきたりします。
そんな時に、すぐに「それってどういう意味?」って聞き返せるような人でいたいです。


最近では意識して聞くようにしているのですが、それでもたまに気後れしたり、タイミングを逃してしまうときがあります。


コンテキスチュアル・インクワイアリーのように、わからなかったらその場でその人に聞くということが大切な気がします。

それは自分が知らない単語を覚えるというだけでなく、グループ全体でその言葉の意味、定義を明確化して共有するということだと思うのです。

グループ活動においてペルソナが効果を発揮するのは、ユーザーに対して細部まで情報を共有できるからですが、ユーザー像以外にもグループで共有すべきことがあると思います。

それはたとえば、今出たような専門的な用語から、デザインの方針、姿勢などです。

そういった細かい部分こそ、初期の段階で全体で共有しておかなければあとあと大きなミスにつながったりするのではないかと思います。

デザインにおける上流工程と言われるような初期の段階での情報こそ、グループ全体で情報の並列化をしなければいけないのではないかと思うのです。

ペルソナはその並列化をするための一つの手段なのだと思いました。

2008年9月26日金曜日

トヨタUDワークショップ サブミーティング





24日はお台場は東京テレポートにあるMEG@WEBにあるトヨタユニバーサルデザインショウケースにてトヨタユニバーサルデザインワークショップのサブミーティングに行ってきました。

このワークショップは今年の五月から始まり、最長で来年の二月まで続く長期スパンのワークショップです。
コンセプトの立案、夏期休暇を利用したユーザー調査、それを受けてのデザイン提案をし、11月の最終プレゼンテーションで、いいデザインであると認められればモックアップを作成してもらえ、ショウケースにて一年間展示をしてもらえるというものです。

今回は、せっかくの機会なので、お互いに刺激をもらうために山崎研究室と、お隣の感性デザイン研究室の生徒さんと、三年生の有志が混ざっての混合チームとして参加しました。

今年のお題は「パーソナルモビリティ」ということで、各チームフィールドワークをし、そこから得られた気づきをもとにどんなモビリティをつくるのかを検討してきました。

今回のサブミーティングでは、夏休み中に行ったユーザー調査の結果から得られたものをもとにデザインの指標を発表し、各講師陣からアドバイスや意見をもらうというものでした。



自分たちは、今回のデザイン活動を、人間中心設計のプロセスを使い、ペルソナ、シナリオ手法を使っていくことにしました。

その理由としては、人間中心設計のプロセスがそのままUDにつながる部分があるということと、それぞれ別のタイプの人間があつまり、デザイン活動をしていくということで”情報の共有化”を図るためです。

僕のチームは、HCDや情報デザインを学んでいる自分と、感性デザインの研究室でカーデザインを専攻している人、三年生は、グラフィック系のデザインを志望している人と異なる分野の人間が集まっているのでとても刺激をもらっています。

今回は各チームのデザイン指標を発表したわけですが、その中で気になることがいくつかありました。

夏休み中に得たユーザー調査の結果や、行政からもらってきた調査報告書などがあったのですが、そのデータってどのくらい信用できるものなんだろうかと思ったわけです。

例えば、ユーザーの行動パターンや、アンケート調査などでデータを持ってきましたと言われても、

だからどうしたいの?となっている部分も多いように感じました。

あれですよね、参考書を買って勉強した気になるっていうパターンです。

前にも書いたと思うのですが、プロセスに従ってユーザー調査をしました。テーマに関連するデータをもらってきました。ガイドラインに沿って実験や分析をしました。

といったところで、それでどうしたいの?というふうになってはいけない。

まさしく先日のインフォメーショングラフィックスについての話と本質は一緒だと思うのです。

データを手に入れました。じゃあそれをどう生かして、どうアウトプットに落とし込むのか。

また、そのデータは本当に信頼していいものなのかということも考えるべきなのではないかと思います。


僕はどうしても穿った見方をしてしまうのですが、企業や行政の出すデータをどこまで信用するべきだろうかと思うのです。

今回は行政のだしたデータでしたが、自分たちの行動(インフラ整備)によって安全性が増したかどうかの評価結果だったのですが、その評価自体が、いったいいつ、誰が、どうやってどんな状況で、どんな方法で行ったものなのか。

また、インタビューやアンケートの質問項目はどういった内容だったのかというところまで見ないと僕個人としてそれって自分たちに都合のいいように設定してるんじゃないかと疑ってしまいます。

特に調査や評価を行う際には仮設は必要なわけですが、その仮説に引っ張られて自分の都合のいいように調査や評価を行っているケースも多い気がします。(学生、行政、企業関係なくですが)

手段と目的が反転するというのはどの段階で、いつになっても起こりうるのかもしれません。

そのつど注意していかないといけないですね。




話は変わるのですが、りんかい線 東京テレポートの駅のエレベータですが、

この上の光っているのは実はボタンではなくただの表示で、下の車いすマークの上のボタンが実際のエレベータを呼ぶボタンになっています。

なんかもうちょっと考えたり、簡易的にでも評価を行えばわかりそうなものなのにひどいデザインです。

公共機関でのわかりやすさ、使いやすさというのはまだまだ放置された状態に近いのかもしれないですね。

2008年9月1日月曜日

時間の活用。

本日は朝から晩まで、12時間以上も学校で作業をしていました。

自分が今かかわっているプロジェクトは何個かあるのですが、本日の作業はその中の一つの、トヨタユニバーサルデザインワークショップのミーティングが二日にあるため、夏休み中に分析したもののまとめをしてきました。

このプロジェクトは、自分の研究室と、隣の感性デザインの研究室、それと三年生の有志が参加しており三人で1チームになっています。

フィールドワークやオブザベーションから始まり、PPPチェックシートをもとにした既存の製品に対するヒューリスティック的な簡易評価や、筑波大の先生のところへ訪問してのインタビューなど、GDEやその他のプロジェクトでなかなかほかのメンバーとも日程が合わないのに、実は結構このプロジェクトに関しては着実に物事を進めていたんだなぁというのが振り返ってみての感想でした。

時間の活用というタイトルのエントリーなのですが、この間のワークショップでも言われたことで、限られた短い時間のなかでも効率のいい作業の仕方と、同じ時間をかけてクオリティの高いものを作るやり方ってのがあって、ちゃんとそこを抑えるべきだといおしかりをいただいていたのに、なぜかこのチームではミーティングをすると必ず12時間くらいの作業をすることになります。

現場監督的に作業を見守る役をキチンとつくるべきなのかもしれないですね。

時間を有効的に使うということと、クオリティを上げるということは密接に関係しているのですから、
普段から、時間を有効的に使うことを意識することが、自分を成長させるための近道にも思えます。

タイムキーパーではないけれど常に時計を意識するというのは大切なことですね。